
私が子供の頃、アニメで「小公女セーラ」というアニメが放送していました。
良かった探しをしている女の子で、周りのいじめに負けず学校生活をしていたという話だったという記憶でうろ覚えの状態ですが、
この「よかった探し」をする彼女の知恵に感動していました。
子供の頃は、それが心理学者も提唱していた「スリー・グッド・シングス」という行動とは知らずに真似をしていました。
今回は、「スリー・グッド・シングス」の方法と効果についてご説明しますので、是非ご一読ください。
ポジティブ心理学とは何か
ポジティブ心理学は、1990年代後半にマーティン・セリグマン博士によって提唱された心理学の一分野です。この分野は、個人の強みや美徳に焦点を当て、ポジティブな経験や感情を強化することで、全体的な幸福感を向上させることを目的としています。
従来の心理学が主に精神疾患やネガティブな側面に焦点を当てていたのに対し、ポジティブ心理学は人々がより良い生活を送るための科学的アプローチを提供します。
スリー・グッド・シングスの基本概念
スリー・グッド・シングスは、毎日3つの良いことを書き留めるという簡単な実践方法です。このアプローチは、日常生活の中でポジティブな出来事や経験に意識を向けることで、幸福感を高める効果があります。
この方法は、特にストレス軽減や自己肯定感の向上に効果的であり、誰でも簡単に始めることができるのが特徴です。
スリー・グッド・シングスの実践方法
スリー・グッド・シングスを実践するには、毎晩寝る前にその日にあった3つの良い出来事を書き留めます。これには、具体的な出来事や感謝の気持ち、ポジティブな感情などが含まれます。
この方法を継続することで、ポジティブな視点が自然と身につき、日常の中での幸福感が増していくことが期待されます。
スリー・グッド・シングスの科学的根拠
スリー・グッド・シングスの効果は、数多くの研究によって裏付けられています。例えば、セリグマン博士の研究によれば、この方法を実践することで、うつ症状が軽減され、全体的な幸福感が向上することが示されています。
また、他の研究でも、ポジティブな出来事に意識を向けることで、ストレスが軽減され、精神的な健康が向上することが報告されています。
教育現場でのスリー・グッド・シングスの活用方法
教育現場でもスリー・グッド・シングスは活用されています。例えば、子供たちにこの方法を教えることで、自己肯定感を高め、ストレスを軽減する効果が期待できます。
また、教師や保護者もこの方法を実践することで、ポジティブな教育環境を作り出すことが可能です。
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