Skip to content

10歳の壁ー子供たちが健やかに成長するためには

お子さんを育てている親御さんは、子供を育てるにあたってその子の友人関係も気にされているかと思います。

夏休み中は外で遊ぶことも多くなり心配になる時期でもありますよね。

そこで、今回は子供の精神面などが変化してくる時期の「10歳の壁」についてがテーマです。

是非、ご一読ください。

 

 

 


10歳の子供たちは「ギャングエイジ」と呼ばれる時期に入ります

10歳前後の子供たちは、少しずつ家族から心が離れ始め、友人関係やグループの中で自分の存在価値を見つけようとします。
「学校で何があったの?」「今日楽しかった?」と聞いても、返ってくるのは「別に」「ふつう」という一言だけ…ということも。

それでも、子供の心を尊重する姿勢は忘れずに。

無理に聞き出すよりも、そっと隣にいることで、共感や安心感を伝えましょう。
生活のリズムや習慣を整えることも、子供の安定した心を育てる手助けになります。


精神面の変化と、ちょっとした“外出”のすすめ

この時期の子供たちは、心が大きく揺れ動きます。思春期の入口でもあり、反抗的な態度が目立つことも。
それでも、決して否定せず、「変わってきたね」と成長を見守る気持ちで接してあげてください。

ときには、家族での旅行や、少し遠出のお散歩などもおすすめです。
いつもと違う景色を一緒に見ることで、心がほぐれ、ぽつりと話し出す瞬間が訪れるかもしれません。


勉強・生活・道徳…教養と感情のバランスが大切

学習面の悩みも増えてくる時期です。
授業内容も難しくなり、ついていけないことを恥ずかしがったり、自己否定感を持ってしまう子供たちもいます。

そんなときは、結果よりも「がんばったこと」を認めてあげてください。
教養や道徳、倫理といった“人としての土台”も、この時期からしっかりと育ちます。

また、整理整頓や生活面での自立も少しずつ促していけると良いですね。


ひとりで悩まないで。頼っていいんです。

もし、ひとりで抱えきれない悩みがあるときは、どうか我慢せず、相談機関やカウンセリングを利用してください。
最近では、保護者向けに制度やサービスを提供する支援機関も増えています。

私たちステラBASEでも、子育て中の親御さんをサポートさせて頂きます。
困った時には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。


最後に

子供が育つ過程は、まるで季節のように移り変わります。
今は少し荒れた風が吹いているように感じるかもしれません。けれど、それは次の季節への準備。

あなたの関わりが、必ず子供たちの“心の支え”になっています。
どうかご自身のことも、忘れずに大切にしてくださいね。

子供の成長ははやく、育てる苦労も多いと思いますが、日々変化していく姿が誇らしく見えることと思います。

ご自身の子供の頃と比べる親御さんも多いのではないでしょうか。

分身のように見える我が子でも、やはり違う人間で考えていることも様々です。

子供の心を尊重しながら、道を逸れることなく育てていけるといいですね。

 

 

 

ステラBASEへのお問い合わせ・ご質問・お悩みは、お気軽に「問い合わせフォーム」より相談ください。