
こんにちは!
だんだんとジメジメする季節になってきましたがもうすぐ紫陽花の季節ですね。
道の途中で色とりどりの紫陽花を見ていと華やかな気持ちになれるので、
梅雨の時期も案外待ち遠しいものですね。
5月の大型連休も明け、子供が学校に慣れてくる一方で、
親御さんと一緒でないと投稿できない母子登校(付き添い登校)
で悩んでいる方もいらっしゃると思います。
今日は母子登校と乗り越え方についてお伝えしたいと思います。
母子登校って何?
母子登校とは、親が一緒にいないと学校まで行くことができない、
給食を食べられない、教室に入ることができない、
授業が受けられない状態のことを言います。
母子登校と言っても、パターンはさまざまです。
校門まで一緒に登校するというケースもあれば、
教室まで一緒に登校、もしくはお母さんがいないと
不安だという子供だと教室までお母さんに入ってもらい
授業中も付きっきり…なんていうこともあります。
母子登校のメリットは、子供が安心して学校に通えることです。
特に初めての登校や不安を抱える子供にとって、
親と一緒に登校することで緊張や不安を和らげることができます。
また、親も子供の様子を直接見守ることができ、
安心感を持つことができます。
しかしながら母親にかかる精神的、肉体的負担のことを考えると、
母子登校状態はお母さんの負担がとても大きく、
頑張るお母さんが疲れてしまいやすい傾向にあります。
母子分離の重要性
子供が自立して社会性を身につけるためには、
「母子分離」も非常に重要です。
母子分離とは、親と子供が一定の距離を取り、
子供が自分一人で学校に通う経験を積むことです。
そうしていくことにより、子供は
自己肯定感や自立心を育むことができます。
母子分離の過程は、子供にとっては挑戦であり、
時には不安や寂しさを伴いますが、それを乗り越えることで、
自己管理能力や社会性が養われます。
親も、子供が自立する事で長期的に見て双方に
とって良い結果をもたらします。
母子登校から抜け出すためのステップ
子供の気持ちを理解し、寄り添う
まずは、子供がなぜ母子登校を望むのか、
その理由をしっかりと聞きましょう。不安や恐怖、
親との絆を感じたい気持ちなど、子供の気持ちを尊重し、
安心させることが大切です。
少しずつ距離を取る
いきなり完全に離れるのではなく、
段階的に距離を縮めていきます。
例えば、登校の途中で親は少しだけ見守る、
または学校の門の前で見送る時間を少しずつ短くしていきます。
子供に自信を持たせる
子供が自分で登校できるように、小さな成功体験を積ませましょう。
例えば、「今日は一人で登校できたね」と褒めることや、
登校前に「大丈夫だよ」と声をかけることが効果的です。
学校や教師と連携を取る
教師やスクールカウンセラーと相談し、
子供の状況や不安の原因を理解してもらいましょう。
学校側も子供が自立できるようサポートしてくれることがあります。
親のサポートと忍耐力
親も焦らず、子供のペースに合わせてサポートしましょう。
子供が自分の力で登校できるようになるまで、
根気よく見守ることが大切です。
まとめ
母子登校から自立して学校に通えるようになるためには、
子供の気持ちを尊重しながら、
段階的に距離を縮めていくことが大切です。
まずは子供の不安や心配を理解し、
寄り添うことから始めましょう。
その上で、少しずつ親の関わりを減らし、
子供に自信を持たせることが重要です。
また、学校や教師と連携を取りながら、
子供が安心して自立できる環境を整えることも効果的です。
焦らず、子供のペースに合わせてサポートし続けることで、
自立への一歩を踏み出しましょうね。
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